地蔵寺の歴史

History

縁起

江戸時代中期(貞享四年・一六八七年)頃、上野村(現在、山形市蔵王上野)に寺はなかったが、
村の集会の時、村人の心の依り処として寺院の建立を全会一致で決定し、 村人の総意により、建立された。
本尊は、当時、村内、辰ノ口に延宝四年・一六八〇年に建立された 小さなお堂があり、そこに祭られていた地蔵菩薩を本尊として勧請した。
宗旨は、当時、村人の大半が半郷の安養寺(曹洞宗)と 寺町の唯法寺・成沢の常善寺(浄土真宗)の檀徒であったため、
どちらの宗旨でもない真言宗をということで、賛同を得て 山形の宝憧寺(真言宗本寺:現在、もみじ公園)に願い、庵寺となる。
地蔵寺十一世、佐藤良音の代より寺号になる。
現在に至る。

名称 宝珠山 ほうじゅさん 真言院 しんごんいん 地蔵寺 じぞうじ
住所 山形市 蔵王上野
宗派 真言宗 智山派 しんごんしゅう ちさんは
宗祖 空海(弘法大師)
中興の祖 覚鑁(興教大師)
本尊 延命地蔵菩薩(最遇法師:御作)
総本山 智積院 ちしゃくいん 京都市東山区東山七条
別院 真福寺 しんぷくじ 東京都港区愛宕
大本山 成田山 新勝寺 千葉県成田市
川崎大師 平間寺 神奈川県川崎市
高尾山 薬王院 東京都八王子市
別格本山 高幡山 金剛寺 東京都日野市
大須観音 寶生院 愛知県名古屋市<
ご宝号 南無大師遍照金剛 なむだいしへんじょうこんごう
南無興教大師 なむこうぎょうだいし
詠歌・和讃 密厳流 みつごんりゅう 遍照講 へんじょうこう 地蔵寺支部
巡礼 地蔵寺巡礼の会
巡礼 各種祈祷
各種祈祷 安産祈祷 交通安全祈祷(車の御祓い) 地鎮祭等
各種法要 追善供養 ペット供養等
墓地 地蔵寺霊園 永代供養墓地(合祀) ペット供養墓地(合祀)